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レポート

Mogu Mogu Festival 2025 レポート

はじめに

2025年7月19日(土)〜21日(月・祝)の3日間、福井市中央公園が熱気と笑顔に包まれました。
その名も「Mogu Mogu Festival 2025(以下モグフェス)」。

「Create fun − 楽しいを生みだす」を合言葉に、食と音楽と地域がひとつになる“福井の新しい夏”をつくりたい——そんな想いから生まれたこのフェスには、県内外から延べ数千人の人々が集結。会場には、心地よい音楽が流れ、焼きたて餃子の香りが漂い、子どもたちの笑い声が響く。まさに“夏の熱狂”が広がっていました。

 

会場の雰囲気

会場は大きく3つのエリアで構成されました。

もぐもぐエリア(飲食)

チーズ餃子、タルタル南蛮餃子、スパイス香るエスニック餃子…“こんなのもアリ!?”と驚く創作系に加え、パリパリの王道餃子や、肉汁たっぷりの肉餃子など、定番の味も健在。

どれにしようか迷う時間すらも、フェスならではのワクワクする体験として記憶に残ったことでしょう。

音楽エリア

特設ステージには、DJ HASEBEをはじめ国内外の豪華アーティストたちが次々と登場。ステージ前で踊る人もいれば、テントの中や木陰でゆったり音に身を委ねる人の姿もあり、来場者それぞれが自由なスタイルで音楽を楽しんでいる様子でした。

キッズエリア

縁日コーナーでは、スマートボールや輪投げに子どもたちが大歓声!水遊びエリアではびしょ濡れになりながら走り回る子どもたちに、大人たちも思わず笑顔。元気な声が響き渡り、親子連れでも思いきり楽しめる会場となっていました。

これだけのクオリティが「入場無料」である理由

 

高品質な音響設備と、国内外で活躍するDJ・アーティストによるパフォーマンス。
本来なら数千円〜1万円のチケットが必要なクラスのラインナップにもかかわらず、モグフェスは“完全無料”。

この背景には、「福井に音楽文化を根づかせたい」「誰もが気軽に音楽に触れられる場所をつくりたい」という主催者の信念がありました。 あえてタイムテーブルを非公開にしたのも、“空間全体”を楽しんでほしいという想いから。

とはいえ「誰がいつ出るの?」という声も多く、遠方からの参加を断念された方もきっといたことでしょう。

けれど、会場でしか味わえない、あの空気と体験こそがモグフェスの真髄。
来年以降は、そんな主催者の想いがもっと広がり、「体験そのものを楽しみに来る」フェスへと進化していくことを願います。

“暑さ”さえも楽しさに

7月開催ということで、暑さへの不安の声もありましたが、会場内には冷房付きの涼みテントやミストゾーンなど、暑さを楽しみに変える工夫が満載。

ポップアップテントやチェアの持ち込みもOKとすることで、家族ごとに“自分たちらしい滞在”を実現できる設計に。

今後、“家族で行ける夏フェス”として、さらに定着していってほしいと思える取り組みですね。

特設ステージが生み出した“ひとつになる瞬間”

特設ステージでは、世代もジャンルも超えたアーティストが音楽を届けてくれました。

DJ HASEBEさんとSUGAR SOULさんによる伝説的な共演では、世代を超えて観客の心がひとつに。「この2人のステージは本当に久しぶり。感極まってしまいました」というSUGAR SOULさんの言葉に、温かな拍手と手拍子が広がりました。名曲「Garden」ではステージと客席が一体となり、愛にあふれた時間が流れました。

夕暮れ時には、Calmさんが奥行きあるサウンドで空間を包み込み、ステージ前ではあまりの心地よさに自然と横揺れする人の姿も。

続くKaoru Inoueさんは重厚なビートで会場の熱をじわじわと高め、夜のモードへと引き込んでいきました。

DJ HASEBEさんは、夏の空気を感じさせる軽快でソウルフルな選曲で、クラフトビール片手に、ゆったりと音楽に浸る姿が印象的でした。

東京・中目黒を代表するのDJ QUIETSTORMさんは、骨太でタフなビートで観客の身体を揺らし、ステージ以外でも会場を満喫していた姿が印象的。餃子を楽しんだり、キッズダンサーを見守る優しいまなざしも、心に残るひとコマでした。

MASHさんの柔らかな歌声と心に響く歌詞には、思わず涙を浮かべる人の姿も。歌があることで、自然と人がステージ前に引き寄せられていたように感じます。

DJ U-ICHIさんは夏らしい色気漂う選曲で女性ファンを中心に注目を集めていました。

福井の地元DJ陣も会場を盛り上げ、Demrecさんはなんと3回のステージに登場し、昼・夕方・夜それぞれの空気に合わせて異なるセットで観客を魅了。Mocknさんの安定感あるプレイも光りました。地元のフェスだからこその熱量が伝わるプレイでした。

さらに、キッズダンスステージでは元気いっぱいの子どもたちに観客から温かな拍手が送られ、笑顔に包まれたひとときに。

YouTuber・SUSURUさんによるラーメンステージも登場!
普段のYouTube動画と同じスタイルで、オリジナルラーメン「豚無双」をすするファンの様子を実況。
「人にやったことはあんまりないかも」と言いつつも、即興で柔軟に対応し、参加者とのやりとりを楽しむ姿が印象的でした。

クラフトビール、まさかの完売!?

1日目にはクラフトビールがまさかの売り切れに💦2日目は一時的に前売券を持っている方限定の販売に切り替え、急遽アサヒビールでの提供に対応。

嬉しい悲鳴とともに、フェスの熱量の高さがうかがえる出来事となりました。

また来年もやってほしい」声に支えられて

寄せ書きスペースには、「来年も絶対行きたい」「福井でこんなイベントがあるなんてうれしい」といった温かいメッセージがたくさん寄せられ、主催チームにも感動の輪が広がりました。

初開催ながら、地元の人たちの記憶にも強く残ったモグフェス。「気の合う仲間と、気持ちのよい空間で、心から楽しむ」というフェスの本質を一人一人が存分に楽しんでいたように感じます。

おわりに

 

3日間にわたって開催されたモグフェスは、たくさんの人の笑顔と出会いに包まれながら、無事終了しました。

来年もさらにパワーアップして開催を予定しています。最新情報は公式SNSで随時発信していきますので、ぜひフォローして次回の開催をお楽しみに!

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